dfirr

A Note on R How-to in Cybersecurity Investigation

アドホックなログをSplunkに転送する

情報セキュリティ関連業務にはログ分析が付き物であるものの、当該ログが最初からログ基盤に入っているとはかぎりません。システム担当者からログを圧縮ファイルとして受け取ることも多々あります。

そのログをいきなりRで読むのも一興ですが、一度Splunkに取り込ませることも有力です。というのは、フィールド名の正規化や情報付与にはSplunkを使うほうが簡単だからです。

ただ、Splunk GUI画面でのログ入力は、最大500MBを1ファイルずつしかアップロードできないので、使い勝手がよくありません。かわりに利用可能なのが、HEC(HTTP Event Collector)REST APIです。

この記事では、httr2パッケージを使ってHECにアクセスする手法を解説します。ログファイルのアドホックな転送がHeavy Forwarderなどを要さずに実現できるので、なかなか便利なものです。

RPubs「アドホックなログをSplunkに転送する